昨年の７月突然の血尿を出し腎臓（癌でした）の片方を摘出手術するまでの２ヶ月その状態のままで会社に出勤し諸々の指示を出し続けた我慢強い信念の人でした。

宮崎県の大宮中学から入学して来ました。単純に進学と考えていた我々と違って自分なりの道を目指したいと早くから決意し大手の会社に就職し４０代の若さでレアガス供給の会社を立ち上げて以来、工場を移転拡張し国内のみならずアメリカや韓国等の企業とも取引しベトナムにも会社を合弁し孤軍奮闘の社長として東奔西走し会社を大きく経営し発展させておりました。

毎日のウオーキングも欠かさず人一倍健康管理にも気を遣っておりました。今回の腎臓疾患手術後、抗癌剤投与による治療から腰痛に悩まされ今年５月から入院を余儀なくされて急な容態の悪化による突然の逝去が残念でなりません。

告別式には御家族の写真や会社、近所の仲間とのゴルフ会の集合写真と共に本人の華麗なスイングの大きな写真が我々を待ち受けておりました。東京ワンツー会の写真と一緒に昨年５月、古稀の小倉リーガロイヤルホテルでの総会やゴルフ会のビデオが流され高校の仲間達との厚く深いつながりを演出しておりました。（高校時代、Ｙ電機のＴ君達５〜６人で放課後東小倉駅前の喫茶店などで大人ぶった青春をしておりましたがＴ君の弔電はそれを思い出させてくれました。）

皆に好かれ人懐っこい性格で仕事と共にゴルフやワンツー会とのつながりの中でも生き抜いてくれた御本人にご苦労さんでしたと言いたいのですが多くは会社員となり退職した我々と違ってそれ以上の立派な人生で素晴らしく成長されたご家族を育てられ友に愛され頼りにされた誇らしい一生だったよとも伝えて上げたい思いで一杯です。堀川君、安心してゆっくり休んでください。ご冥福を心からお祈り致します。