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深野泰正君への追悼文 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2013年9月1日 岩松　斉 　君とは昨年の10月13日の中学の同窓会と今年7月18日の福岡ワンツー会でお会いした。 　両方とも挨拶に立たれ「皆さんにご挨拶出来るのはこれが最後になるかもしれません・・・・」とややにこやかな顔で、 　聞くものの頭を混乱させてしまう迷挨拶をされた。そしてしかも会の途中で「オレちょっと毒ガスを吸ってくる」とホテルを 　出て外へ煙草を吸いに出かけた。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2012.10.13の深野君　⇓ 　　告別式でお会いした君の弟（17期の深野嘉正）ご夫妻に「お兄さんは同窓会の度に 　変な挨拶をされる、何か覚悟をされるような持病をお持ちじゃなかったのですか？」と 　お聞きすると「あの人はブラックジョークがお上手で・・・」との返事。 　なるほど、合点出来ますな！ 　しかし、現実になってしまい、ジョークではなくなってしまった。 　深野泰正とネットで検索すれば貴兄の会社と、ワンツー会HPの15号『あの人は今』で 　貴兄の人生感を覗くことが出来る。ベンチャー企業を立ち上げ、やりがいと苦労の 　狭間でご苦労されている様子が書かれてある。小生も同じ人生を歩いてきた。 　だから貴兄に後継者は？と質問した。 　昨年はまだ安心してまかすまでには到っていないように感じた。 　今年も同じ質問をしたら、意中の方がいらっしゃるようにおっしゃった。 　実に目出度し目出度しと心底思った。 　そして、告別式で会社の方と、九工大の方の弔辞を聞いた。 　貴兄の人生を見事に締めくくってくださった。 　君のブラックジョークはジョークではなくなったので、残念ながら不成功に終わった。 　しかし、君の人生は賞賛の弔辞で輝いた。見事に成功されたことをこの目で見たと報告するよ。心安らかに眠ってください。