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恵良君への追悼文 前田邦彦
恵良君の訃報に接し大変驚いています。
体調があまりよくないとは聞いていましたが、突然のことで言葉もありません。 5年ほど前、ワンツー会の仲間と鎌倉カントリークラブでゴルフをやったことがあります。 彼は遠く埼玉から来てくれました。 数十年ぶりの再会でありました。小生は車で20分程度の距離で、車から荷物を降ろしていたところ、 人懐っこい笑顔で「久しぶり」と出迎えてくれました。 彼は昔とほとんど変わらず、むしろ「いい男になった」そんな印象でした。 その日は、インコースからのスタートでしたが、12番ホールのショートホールで前の組が まだプレー中であったため雑談となりました。 恵良君は以前横浜に住んでいたこと。勤務先の関係で奥さんの提案もあり埼玉に転居したこと。 彼の奥さんが弓道で埼玉県のチャンピオンになったことなどが話題になりました。 小生が、奥さんはどこの出身かと聞くと、「お前と同じ小倉の日明だ」言いました。 「日明のどこで旧姓は」と尋ねるとなんと小生が知っている「頭の良い可愛い女の子」でありました。 今は恵良君の奥さん。びっくりでした。 後日、恵良君から「女房もお前のことを知っているらしい」とのメールが届きました。 私の祖母が彼と同じ朽網の出身であったので子供のころ祖母に連れられて朽網によく出かけました。 高校1,2年の時ったと思いますが、恵良君から釣りに来ないかと誘われて出かけましたが、 あまり釣れないので彼が自分の家の田んぼの隣の沼地で彼が仕掛けていた竹づつからウナギを捕まえ、 お土産にしてくれました。 鎌倉カントリーでその話をすると彼もよく覚えていました。 恵良君、君ともう一度一緒にゴルフをやりたかったね。 そして君のロングドライブをもう一度ぜひ見たかったよ。 どうぞ、安らかに 合掌 |