松本新作君の訃報
２００９/２/１ 東京ワンツー会 伊勢本嗣治
早くも二月、春が待たれるこのごろです。皆様におかれましてはご壮健にてお暮らしのことお慶び申し上げます。
過日、松本新作君に東京ワンツー会のご案内、名簿を差し上げていました所、昨日、ご令室より逝去（平成１６年５月）のご連絡をいただきました。
町田市でお元気にされているとばかり思っていましたのに５年近くも前にお亡くなりになっていたとは驚くばかりです。御冥福をお祈りいたします。
以下、ご令室細書
大寒に入り一段と寒さもきびしくなり立春が待たれる日々でございます。
東京ワンツー会の名簿を送って頂きありがとうございました。
残念ながら夫松本新作は平成１６年５月２１日に大腸ガンの為亡くなりました。連絡がおくれまし
た事申しわけございません。皆様によろしくお伝え願います。
東京都町田市鶴川２−２２−４０ 松本 順子
■□松本新作君への追悼
２００９/３/２ 東京ワンツー会 豊島雅弥
高校１年の時、１−Ｈ組で確か同級だったと思います。卒業後４０年近く経て私が建設関係の仕事に就いた時、設計会社として中堅の白鳳建築設計事務所のメンバーに松本新作君を見つけ、電話連絡し八丁堀の喫茶店で会ったことがありました。
４０年前の痩せて精悍なイメージはそのままですぐ彼と判明致しました。確か私はドイツの膜構造の売り込みだったのだと思いますが彼は白鳳建築設計事務所のＮＯ２から独立し自分の設計事務所を立ち上げ様としている時だったと思います。これから設計事務所を切り開いていく夢を熱く語り、それからの厳しい建築界を乗り切っていく覚悟を教えてくれました。
今もですが当時ものんびりした生活をしていた私に逆にアドバイスし助言してくれたのでした。
その時のコーヒーのほろ苦さと彼の目の輝きが今でも忘れられません。
独立後の頑張り過ぎの為なのでしょうかその後、病で亡くなられたのを知りました。誠に残念でなりません。心からお悔み申し上げご冥福をお祈り致します。
■□松本新作君の思い出
２００９/２/２８ 福岡ワンツー会 水江実男
松本新作君の訃報メールに接し、余りの早死に驚愕すると共に、松本新作という名前に対する懐かしさで胸が一杯になりました。遅ればせながら、謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
”松本新作君の思い出”
彼について、懐かしく思い出すことがあります。それは小倉高校時代、学校からの帰り道に、京町辺りだったと思うが美味しくて有名な”うどん屋”名前はたしか河口屋といったか？ があった。そのうどん屋は、椅子がカウンター方式になっていて、お客の注文に応じてそれぞれ客の前にあるガスコンロで、個別に作ってくれるという当時としても珍しい店でした。いつも腹をすかしている当時の我等にすれば、帰宅するまでの空腹を我慢できず、よく寄道して食べて帰るのが楽しみの一つであった。
思い出とはかれの食べ方である。私はうどんをかみしめながらウマイと味わって食べるのであるが、彼はソバをそそるが如く熱さも物ともせずスルスルとほとんど噛みもせず呑み込んでしまう。その速さはあきれるばかりであった。私はもっと味わって食べたらと一度注文をつけたことがあったが、そのとき彼は「否、この喉ごしで食べるのが美味しいのだ」とその食べ方を変えようとはしなかった。私はオカシナ奴と思ったものでした。（私の弟は小さい頃、美味しいものを食べて、「呑み込むのがモッタイナイくらい美味しい」と言ったことがある。）
彼とは卒業後は音信も無く、そのまま今日に至っているがその間二度ほど彼を思い出すきっかけになったことがある。
その一つ、サラリーマン時代、山梨県出身の友が実家から送ってきたブドウを我等友達に振舞いながら、ブドウを種も出さずにそのまま呑み込んでしまう。そして彼のたまわく、「ブドウはこうして喉ごしで味わうもの。山梨県人は皆こうして食べる。」と。本当に？と半分疑しがりながら、そういえば松本君も似たようなことをと思い出した。
その二、スイカを種ごと呑み込み食べるおばちゃんを見たとき、ここにも喉ごし人間がいるとチラリ松本君のことが頭をよぎった。
以上二つの喉ごしの件は、今も小生実感し兼ねるところもあるが、唯一、喉ごしを実感しているものもある。ビール。これはゴックンに限る。
取りとめも無い思い出話に、天国の松本君は苦笑しているかも知れないが、私は今もブドウやスイカそして”うどん”を食すとき、帽子を阿弥陀に被り、飄々とした彼の笑顔を思い出すことがある。 ”安らかに眠りたまえ”
■□松本新作君の思い出
２００９/３/１ 東京ワンツー会 古賀徹雄
松本新作君について小生の乏しい交友？の記憶をお送りいたします。
松本君とは、一年間どこかで同じクラスになったと記憶していました。（１年Ｈ組-前田先生のクラスであったというのを伊勢本君のメールで確認できました。−その程度の関係です）
と、いうことで、ほとんど付き合いと言うほどのものではありませんでしたが物静かで、いつも穏やかな笑みをうかべている穏やかなお人柄だったと記憶しています。時折、ちょっと唇をゆがめた、はにかんだ様な笑顔を見せていたことが記憶に残っています。 ご冥福を祈ります。
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