劇団青春座創立７０周年記念・第５３回北九州芸術祭参加・劇団青春座２２４回公演

「久女の恋」　　橋本和子・作　　井生 定巳・演出　　上西昭南・制作

「ノラ」ともならず、一途に、俳句に恋した杉田久女

虚子をただ一人の師と仰ぎ、「清艶高華」と評された杉田久女の実像に迫る!!

杉田久女は、明治二十三年五月三十日鹿児島に生まれ、官吏の父の転勤に伴い、沖縄、台湾へ転居。
明治四十年女子高等師範学校（現・お茶の水女子大学）付属高等女学校を卒業。明治四十二年、十九才の時、愛知県出身で
東京美術学校（現・東京芸術大学）を卒業し小倉中学校（現・小倉高校）図画教諭を務める杉田宇内(うない)（二十五才）と結婚、
小倉に移住した。大正五年秋に、次兄の赤堀月蟾(げっせん)（忠雄）から俳句の手ほどきを受ける。
大正六年五月に高浜虚子に初めて会い、大正七年「ホトトギス」四月号「雑詠」に初入選。
才能を発揮すればするほど家庭不和に悩み、教会活動を熱心に行い、しばらく俳句から離れるが、昭和二年再び俳句への道へ戻る。
昭和六年「日本新名勝俳句」で「谺して山ほととぎすほしいまま」が帝国風景院賞を受賞。
昭和七年俳誌「花衣」を創刊（五号で廃刊）、この年十月に「ホトトギス」同人となるも、
昭和十一年十月「ホトトギス」同人を除名された。昭和二十一年一月二十一日、大宰府の筑紫保養院で逝去。
生前句集発行を熱望していたがかなわず、昭和二十七年、長女石昌子により、高浜虚子序文の「杉田久女句集」が刊行された。

　２０１５・５・２３（土）１８：３０開演
　　　　　　５・２４（日）１３：３０開演（開場はいずれも３０分前）

◇両回ともご都合の悪い場合は、２３日（土）１３：３０開演のゲネプロ（本番通りの舞台稽古）を観劇できます
北九州芸術劇場　中劇場（リバーウォ―ク北九州６階）　全自由席
一般￥３，０００　　学生（大学生以下）￥２，０００（当日いずれも￥５００増）
　　　　　　　　　　　　◇未就学児は親子室あり（無料・要予約・２組）

　チケットは
　北九州芸術劇場プレイガイド（店頭のみ）（リバーウォ―ク北九州５Ｆ）Ｔｅｌ　０９３－５６２－２６５５

　ローソンチケット（Ｌコード８３１７７）Ｔｅｌ　０５７０－０８４－０００８
　セブンイレブン・チケットぴあ（Ｐコード４４２―０４９）　Ｔｅｌ　０５７０－０２－９９９９
　小倉井筒屋プレイガイド（新館８Ｆ）Ｔｅｌ　０９３－５２２－２６８２
　劇団青春座（郵送・無料）　Ｔｅｌ　０９３－９２２－４９９５

　　●特別出演　　英流「幸の会」
　　●特別協力　彦山踊り保存会　　　　　　　　　　       青春座　検索←　
　　●後援　福岡県俳句協会　俳誌「青嶺」　北九州俳句協会
　　●助成　日本万国博覧会記念基金　三菱ＵＦＪ信託地域文化財団

　　第５３回北九州芸術祭
　　　◎主催　北九州文化連盟　毎日新聞社
　　　◎共催　北九州市　北九州市教育委員会↖
　　　◎主管　劇団青春座
　　　◎特別協賛　（公財）芳賀教育文化振興会　福岡ひびき信用金庫
　　　お問合せ　劇団青春座　Ｔｅｌ＆Ｆａｘ　０９３－９２２－４９９５