翌日、FB（フェイスブック）での伊藤さんと私のやりとりです。

　　伊藤猛 
　　　今回は誠に残念な結果だったと思いますが　あの長い９５キロ付近を奥様に支えられながら、体が９０度近く曲げながらも
　必死で上がってこられた姿は　涙で一瞬前が見えなくなってしまいました。
　あのまま　もし頑張ってたら　取返しもできない事態になるのでは？ってとても不安になりましたが
　ゴール会場で　元気そうなお姿を拝見して　とても嬉しく　安心いたしました。

　　目の前では近くの農家の方が熱中症ででしょうか？救急車に運ばれ　
熱中症の怖さを改めて感じました。
　また　来年リベンジされる機会が出来て　良かったです。
　来年こそ　奥様と仲良く無事ゴールされますよう祈っております。
　このたびは　わんわん応援隊　隊員（くぅちゃんぴーすくん）を可愛がって下さいまして　
　誠にありがとうございました。また　来年お会いするのを　楽しみにしております。

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岩松斉 
　　　伊藤さん、長い長い旅路、スタートしてから22時間後に、ワンワン応援隊に救護されるとは、本当に幸せでした！
　そんなに体、曲がっていましたか？まだゴールのタイムリミットまで5時間あるから完歩できるかなあと、
　計算はしていたんですよ。あの時、頂いた１リットルの水とアイスノン助かりました！
　ゴール会場の近くで、熱中症の方が救急車で運ばれるのを見て、伊藤さんの忠告に従ったこと大正解だとつくづく思いました。
　有難うございました。又お会いできれば、本当に嬉しいです。

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　　という次第で今回の私の糸島110キロ挑戦は終わりました。
　ワンツー会の中には100キロウォークに挑戦するバカ様が3人おりますが、世間には山ほどおります。
　共通点は「そんな無謀なことはやめろ」という忠言には耳を貸さない点です。
　しかし、加齢は平等に襲ってきます。私は、昨年末「入れ歯」のお世話になることになりました。
　昨年の大会では、失禁の体験もしました。
　今回の大会ではその「入れ歯」を着装し忘れて出場してしまい、結果的に入れ歯を忘れたことが負けた原因だと思っています。
　失禁対策にはオムツを準備しました。オムツの内輪話はしませんが、結構、我々世代利用している仲間が多く驚くとともに、
　安心もしました（笑）。年寄りの挑戦は、増加する肉体的欠陥を抱え、
　ドロドロとした執念をこっそり隠しながら健康的に美しく振舞って、自分を奮い立たせておるのであります。