【活動報告】

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　桜井　周子

　　１１月１４日上京の折、旧姓、深川さん、有光さん、谷岡さん、赤星さんと会いました。
　卒業後５０余年もの経過など全く感じることなく、昨日まで同じ教室で机を並べていたような、親密感が蘇ってきました。
　１８歳の乙女の集まりです。私の希望を入れて関東在住の皆さんがスケジュールを用意してくれました。

　　先ずは東京駅の内外をしっかり見学、美しい駅でした。（九州にも門司港駅という素敵な駅がありますが）
　それから皇居に行き、高貴な身分になったような気分、次に東大の赤門をくぐり広いキャンパスを散策、
　アカデミックな空気に触れ、それから岩崎邸を見学、しばし、富豪の雰囲気を味わいました。
　１８歳の健脚は１６５５２歩あるきました。さすがの健脚もこのあたりがリミット、
　最後のスカイツリーは省略しました。

　　更に楽しい夜の部があります。高校時代の懐かしい話、先生や友達の名前が登場。
　それから病気の話、お墓の話。そのあとの夫の話には少々熱が入りました。中でも九州男児を夫に持つ二人は、
　諍いをしたくないので、やや高圧的な夫に対して、心ならずもノーと言えずに過ごしてきました。
　ただし４０代の頃までです。その頃から自分の言いたい事、したい事を主張せずに我慢をしている訳にはいかぬと悟り、
　むらむらと反骨精神が湧き、叛旗を翻しました。夫は少々驚いたかもしれませんが、それなりにこちらの言い分を受け入れて
　くれるようになりました。

　夫の態度、妻側の対応が九州男児の夫二人ともほぼ同じでした。
　他の御夫婦もやはり似たような感じでしたが。
　九州男児の皆様、もし奥様が未だに従順でしたら、一度奥様の本音を聞いてあげて下さい。
　言いたい事があるのかもしれませんよ。この夜は話が尽きず午前１時まで続きました。

　しかし、一夜明けると、我が夫にはこんな良いところがある、あんな良いところがあると、言い出しました。
　　　　　　　　　　　　　　　　反省。　　　　　　　　　　　　　　　　　そして再会を約束して別れました。　　