| 小倉高等学校明陵同窓会第１２期ワンツー会 |
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| ノリウツギについて | ||||||||
| 案野剛輔 先日よりウツギについて種類や、開花時期などを報告してきた。 その中で、最も開花時期が遅いウツギが、ノリウツギであった。 名前にノリがついているのは生育している場所が土手などの則（のり）であろうかと思っていた。 ７月末に、北海道の標津町に移住している知人から報告が入った。 標津町ではノリウツギを積極的に栽培しているとのこと。 ノリウツギの内皮から良質の糊料が取れ、その糊料は和紙を漉く際のトロミとして用いられる。 国宝級の文化財補修に用いる和紙はこの糊料でなければならないとか。
糊の原料として用いられているウツギは原種であり、現地ではサビタとも呼ばれている。 園芸店で売られているウツギは、園芸用に改良したものであり花を重視した樹姿になっている。 |
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| 猛暑の原因 | ||||||||
| 案野剛輔 連日猛烈な暑さが続いている。 年寄りは喉の渇きに気づくのが遅れるので、熱中症に罹りやすいとのこと。 十分に気を付けたい。 猛暑の原因はダブル高気圧であると言われている。
ところで、ダブル（二重）高気圧とは？ まず、高気圧はどのように発生するか？ 地上あるいは海面が太陽熱で熱せられ、接している空気が膨張する、 つまり重さが軽くなる。 空気が軽くなると上昇気流が生じる。 上昇した空気は大きな循環経路を作って地表に戻ってくる。 戻りは下降気流になるので空気は圧縮され重たくなる。 空気が重いということは気圧が高い、つまり高気圧である。 広い太平洋で上昇した空気が降りて来るのが太平洋高気圧、 灼熱の大陸で上昇した空気が降りてくるのがチベット高気圧となる。 比熱の関係で、海上より地上の方が高い気温に温められる。 つまり、高いところまで、上昇する。図のように高気圧の高度がチベットの方が高い。 地上から見ると高気圧が重なって見える。これがダブル高気圧の正体である。
例年は二つの高気圧は重ならないのであるが、偏西風が北寄りに蛇行すると、 図のようにそれぞれの高気圧が位置を変えて日本の上空で重なる。 |
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| 雹・霰・霙（ひょう・あられ・みぞれ） | ||||||||
| 案野剛輔 西日本では早くも梅雨が明けた。 暑い毎日が続く中、夕方にはにわか雨になることもある。 近頃ではにわか雨と呼ばず、記録的短時間大雨と呼ぶほどひどい事になってきた。 それに伴って局地的には雹が降ってきて、農作物や家屋に大きな被害をもたらしている。 ところで、雹と霰はどう区別する？ ＊雹（ひょう）----直径５ｍｍ以上の氷の粒 ＊霰（あられ）---直径５ｍｍ未満の氷の粒 ＊霙（みぞれ）--雪と雨が同時に降る
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| 各種ウツギの開花時期 | ||||||||
| 案野剛輔 前回の記事でウツギの種類により開花時期が異なると書いた。 某会員からの問い合わせもあったので、いくつかの種類の開花時期を調査した。 
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| ２０２５ １．～６． |
| ２０２４ １．～５． ６．～１２ | ２０２３ １．～３． ４．～６． ７．～１２． |
| ２０２２～２０１７ | ２０１６～２０１１ |
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